【転職者インタビュー #04】きっかけは我が子からのひと言
子育て中の先生ならば、一度は「仕事と育児を両立できるのだろうか」と不安を感じたことがあるのではないでしょうか。しかし、働き方をシフトすれば、子どもの成長を見守りながら仕事を続けることも可能です。
今回は、内科医として働くT.Hさんに、ママドクターとして働き続けるための方法についてお聞きしました。
子育てとの両立にお悩みの方は、ぜひ参考になさってください。
目次
T.Hさんプロフィール
元の勤務先:地方の大学病院
年齢:38歳
性別:女性
家族構成:夫、子ども1人
転職先:地方の市中病院
どうして今の仕事を辞めたいと思ったのですか?
私が決意したきっかけは、幼い娘のひと言でした。子どもとの時間がとれず、さみしい思いをさせていると感じていましたが、ある日、娘が発熱したとき泣きながら訴えてきたのです。「お仕事に行くママ、嫌だ」と。
勤務先が遠かったため、保育園が開くと同時に子どもを預ける生活。運動会や発表会にもほとんど参加したことがありません。仕事が終わってから保育園に駆けつけようとしても間に合わないことが多く…、結局は近くに住む義母に頼らざるをえない日々でした。
いつも「ママ、がんばって!」と笑顔で送り出してくれていた娘。このとき、本当は我慢していたのだと改めて気づかされました。夜勤やオンコールで体力的にも負担を感じていたため、この日をきっかけに子育てと両立できる職場で働こうと思うようになりました。
医求縁結のことはどうやって知りましたか?
友人の医師が教えてくれたことがきっかけでした。インターネットで探しても、なかなか好条件の求人が見つからず困っていたところ、相談した友人がすすめてくれたのが医求です。実は、彼女も医求で転職していたのです。
彼女から、専任のアドバイザーさんがすごく親身になってアドバイスしてくれたことを聞きました。その話をきっかけに「自分も相談してみようかな」と思いました。
医求に登録すると、専任のアドバイザーさんがついて、私の希望条件をじっくりヒアリングしてくれました。ほどなくして紹介されたのが、週4勤務で当直やオンコールもない、自宅から近い病院です。
ただし、一番心配だったのは子育てに対する理解があるかどうか。専任のアドバイザーさんが仲介してくださり、子どもの急な体調不良のときも柔軟に対応してくれることを確認できました。
医求縁結で転職後、生活はどのように変わりましたか?
転職をきっかけに、子どもとの時間が増えました。以前は仕事中心の生活で、専門家でありながら子どもの変化を見過ごしてしまい「母親失格だ」なんて思うこともありました。
今では毎晩、一緒に絵本を読む余裕もあります。ゆとりを持って接するようになったためか、子どもの笑顔も増えたように感じています。
週末には家族3人で公園に出かけたり、旅行したりできるようになり、家族の絆も深まりました。心から決心してよかったと思います。
仕事を辞めたいと考えている方に一言お願いします。
子どもの成長は一瞬です。子育てと仕事との両立は難しいと思われるかもしれませんが、工夫次第で両立できる可能性は十分にあります。
私自身、働き方を変えれば、医師であっても両立できることを実感しました。
ただし、自力で職場を探すのは、時間的にも精神的にも大変なこと。忙しい私たちにとっては、いかに効率よく進めるかがポイントになります。
ぜひ信頼できる専門のエージェントに相談して、理想の職場を見つけてください。
おわりに
T.Hさん、インタビューにご協力いただきありがとうございました。職場が変わったことをきっかけにお子さまの笑顔も増え、本当によかったと思います。
激務をこなしながら、お子さまにもじっくりと向き合うことは大変なことかもしれません。しかし、T.Hさんのお話を伺い、働き方を変えることで、決して叶わない夢ではないとわかりました。
今の仕事を辞めたいと思っている方や、転職を検討している方はぜひ医師専門転職サイト「医求縁結」をチェックしてみてくださいね。
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