内科医はどんな仕事をする?医師として転職するための注意点も紹介
「内科医として働きたいけど、具体的にどんなことをするの?」
「転職するときは、どんなことに気をつけたらいい?」
このような疑問を持つ医師の方は、多いのではないでしょうか。
本記事では、内科医の業務内容や、転職する際の注意点について解説します。
これから医師として転職活動をはじめる方は、ぜひ参考になさってください。
目次
内科医の業務内容
内科の業務内容は、以下の2つが中心です。
外来診療
内科医にとって中心になる仕事が、外来診療です。
風邪や頭痛、腹痛などの軽い症状から、内臓や血液などの重大な病気まで、医師は診察・治療を行います。
問診や視診、触診など、さまざまな診療方法を使い、患者の病状を総合的に診断することが、医師の役目です。
病気の予防・保健指導
医師は、患者の診療や治療と併せて、病気予防の保健指導も行います。
なぜなら、医師は同じ患者と継続的に接する「かかりつけ医」となるケースが多いからです。
例えば、生活習慣病のリスクがある患者には、薬の処方以外に食事や運動などの生活指導も行います。
このように、医師は患者の病気を減らすため、さまざまな角度からサポートしているのです。
内科医に向いている人の特徴
次に、どのような人が内科医に向いているのか、3つの特徴をご紹介します。
コミュニケーション能力が高い人
体の不調や痛みなど、患者がどのような症状を訴えているか、内科医は的確に診断しなくてはなりません。
そして、診断結果や治療の方向性などを説明して、患者や家族に納得してもらう必要があります。
そのためには、きめ細かなコミュニケーション能力や、内容をわかりやすく伝えるスキルが、医師に求められます。
洞察力や観察力がある人
病状や既往歴・家族歴、アレルギーの有無など、患者に対して内科医は問診を行います。
医師が接する患者のタイプはさまざまで、コミュニケーションが上手い人もいれば、そうでない人もいます。
なかには、医師の問いに対し、的確に返答できない患者もいるでしょう。
自分の病状をうまく伝えられない患者に対し、相手が何を言いたいのか、医師はくみ取らなくてはなりません。
どんなタイプの患者でも、相手の状態を把握できるよう、医師には洞察力や観察力が求められるのです。
柔軟性が高い人
時代に沿って医療技術は進化し続けています。
新しい治療法や、新薬・検査機器の開発が進んでいるため、医師にはスキルアップが求められます。
過去に習得した専門スキルを、新しい技術と組み合わせることで、よりよい医療を患者に提供できるでしょう。
内科医を目指して転職するときの注意点
ここからは、内科医として転職する際の注意点について解説します。
勤務形態によって年収に差が出ることを忘れない
医師の年収は勤務形態によって変わってきます。
例えば常勤で働く勤務医と、アルバイトで働く非常勤医師とでは、年収が大幅な差が生じるでしょう。
以下のように、医師にはさまざまな働き方があります。
- 常勤医師としてフルタイムで働く
- 非常勤医師として週に3~4日働く
- 特定の日に臨時で働く
転職の際は、自分の希望する働き方と年収のバランスを考えて、雇用形態を決めましょう。
転科の場合は過去のキャリアを活かせないこともある
ほかの診療科目から内科へ転職した場合、積み上げてきた医師のスキルや経験を活かせないことがあります。
なぜなら、近年の内科は専門化が進んでおり、診療内容が細かく分かれているからです。
例えば、あなたが消化器内科の出身だったとしましょう。
このように、経験のある分野と共通点があれば、転科先でも過去の知識を活かせます。
一方、内科と共通点のない診療科目から転科した場合は、はじめから医療知識を学び直す必要があります。
内科医を目指してスムーズに転職する方法
あなたが内科医を目指しているなら、医師に特化した転職サイトの活用がおすすめです。
転職サイトでは、医療業界に詳しいキャリアアドバイザーが、あなたに代わって求人を探してくれます。
そのため、毎日仕事で忙しくても、効率良く転職先を見つけられるでしょう。
もちろん、経験のない診療科目へ転科する場合も安心です。
未経験の分野でも、安心して医師のキャリアを積める医療機関を、キャリアアドバイザーが紹介してくれます。
まとめ
内科医は、患者の治療だけでなく、病気の重症化を予防する保健指導も行います。
そのため、一人の医師が同じ患者を診察するケースは、珍しくありません。
もし、あなたが内科医に興味を持っているなら、医師専門の転職サイトを活用してみてください。
転職サイトには、常勤・非常勤・スポット案件など、さまざまな雇用形態の求人がそろっています。
あなたの希望条件やライフスタイルに合わせて働ける、最適な医療機関を探してみましょう。
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