あなたの医師としての可能性を引き出す在宅医療
医局や大きな組織の病院に属さなくても、医師としての働きがいが十分にある在宅医療。
その魅力について説明していきます。
目次
在宅医療とは
まず在宅医療とは、患者さんの自宅や老人ホーム、高齢者住宅などに訪問して行う診療のことです。
患者さんへの終末医療として、一時的ではなく最後まで続きます。患者さんにとっては生活の一部となる、とても大事な医療です。
在宅医療を行うメリット
やりがいを感じられる
一人の患者さんに対し、病院での診察より長く診ることができるため「寄り添う医療」とも言われています。
つまり、相手が望む生活が送れるように医療で支えること。
患者さんや家族と大きな信頼関係が生まれるため、感謝や心のこもった会話が自然と多くなります。ですから、「医師をやって良かったなあ」とやりがいを感じやすくなるでしょう。
人間関係も密接になる
ご自宅に伺っての診察ですから、まず患者さんやそのご家族との関係が親密になっていきます。
加えて、どちらかというと都心より地方での需要が多い仕事。ですから、診察を続けていくことで自然と地域の方々と顔なじみになり、お知り合いが増えていきます。
年収も比較的高め
病院勤務の医師と比べ、ご自宅に伺う医師は年収が良いと言われています。
一般的に医師の高額年収の目安は1,800万円と言われますが、この領域では 2,000万円以上を得ている医師も少なくありません。
開業も視野に入れられる
一般的に、訪問医療の求人は院長職の募集が多いです。
つまり院側としては、診療を行う労働力も欲しいですし、同時に経営も行ってくれる人も求めているということ。
経営コンサルタントや経営サポートが付くケースもありますから、経営が未経験の方でも安心。将来開業を目指している方にとっては、プロに経営を学びながらお金をもらえる絶好の機会となるでしょう。
在宅医療は求人も増加中
内閣府によると※今後、需要は大きく増加していくとのこと。
主な原因は、お察しの通り高齢化がより一層進んでいくためです。
2025年には、実に130万人もの人々が、在宅医療をはじめとした医療サービスを利用すると予想しているそうです。ですから、年々需要は多くなっていくでしょう。
※2025年に向けた在宅医療の体制構築について|内閣府より一部引用
求人の特徴
週4日勤務が多い
病院勤務の人にとっては嬉しいことに、週4日勤務の求人が多いです。また、週末は休みで平日のみ勤務の募集も散見されます。
ですから、医局勤務の方にとっては、労働時間がかなり短縮され、自分の時間を持つことができるでしょう。
融通が効きやすい
医局勤務の方にとって強いストレスを感じやすい、オンコールや当直勤務。
これが嫌で辞める人もいるそうですが、訪問医療の求人の場合「オンコールなし」「当直免除は要相談」など、柔軟な対応をしてくれるクリニックが少なくありません。
ですから、第一線で働くことに疲れ、ちょっとのんびりしたいセカンドキャリア志向の方にとってもオススメの求人です。
地方の求人がメイン
大阪や東京などの大都市でも求人はないことはないですが、基本的に地方の需要が多めなのが特徴です。
ですので、転職を考えている方の中でも特に、都会での生活に疲れ田舎でのスローライフに憧れている方にも魅力的な案件が多めになっています。
まとめ
医局や大きな組織の病院に属さなくても、一般的に年収も高くやりがいを感じやすい在宅医療。需要も着々と増えているそうで、融通がきく好待遇な求人が多いのも魅力的。
ぜひ、転職の参考にしてみてくださいね。
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